ボタンを見てください、とても綺麗な花ですね。ボタンはドイツ語で「Pfingstrose」と呼ばれます、日本語では「聖霊降臨祭のバラ」とも呼ばれています。ドイツ語圏で「Pfingsten」はイースター以外の大事な休日を意味します。
ドイツ語圏では、イースターの前後に学校の休みが2,3週間あります。イースターは長い冬の後の春のお祝いで、とても新鮮な感じです。4月の初めの日本の桜の季節と雰囲気がよく似ています。日本の桜に、早い、遅い、平年並みを感じるのと同じですね。ドイツ人は4月と5月、6月をいい季節だと感じています。なぜなら休日があり、空気はさわやかで、天気も良いからです。
ドイツ人は春を楽しみにしています。咲いてくるお花と自然を堪能します。ドイツは春に休日が多いです。4月、5月、6月はイースター(Ostern)、Maifeiertag, Himmelfahrt、Pfingsten, Fronleichnam です。イースターは 日本語で「復活祭」、つまりキリストの復活記念祭のことで、ドイツ語でOsternと言います。ドイツ、オーストリア、スイスなどの国々ではイースターはクリスマスより大事なキリスト教の行事です。イースターはクリスマスより古く、様々な地方に面白い伝統があります。
イースターは毎年日付が違います。どうのように決めるのでしょうか。3月の春分日の後、最初の満月の次の日曜日がイースターになります。イースターは一番早くて3月23日、一番遅くて4月20日です。イースターは他の休日とつながっています。イースターの日が決まったら、前後の他の休日も決まります。2月のカーニバルと、5、6月の聖霊降臨祭です。
Fastnacht 懺悔(ざんげ)の火曜日;謝肉祭,カーニバル
Aschermittwoch (カトリック)灰の水曜日(四旬節の初日,ざんげの印として信者の頭に灰がまかれる)
40 Tage Fastenzeit:この後は40日間お肉食べないように、お酒飲まないように: 断食期間;四旬節
イースターの週末はドイツで連続の休日です: 連休初めはKarfreitag聖金曜日(カトリック)、受難日(プロテスタント)、Ostern 聖金曜日(カトリック)、受難日(プロテスタント) と連休最終日はOstermontag (休日) (月)です。
Himmelfahrt キリストの昇天 (休日) (木) イースター後40日後、
イースター後50日後になるPfingsten 聖霊降臨祭 (休日) (日)と Pfingstmontag (休日) (月)、10日後はFronleichnam (休日)(木)になります。
2021年度にイースターは4月4日に、Pfingstenは5月23日でした。
2022年度イースターは4月17日に、Pfingstenは6月4日になります。
Pfingstrosenはドイツで5月下旬と6月上旬に咲いています。過ごしやすい楽しめる季節ですね。
シュミット、マリア・ガブリエラ
2021年5月
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